バスケットボールを習う子たちが陥りやすい落とし穴1

私は、35年間小学生1年生から6年生までにバスケットボールを教えてきたが、順調に伸びていく子どもとそうでない子に関わってきた。今までは、自身の指導・支援法に問題があったのだと考えていたが、指導・支援される側の子どもたちにも参加の仕方の部分において課題があると考えている。以下、選手の思い込みとそれに対しての解決策(考え方・実践)を考えてみることにする。

①基礎練習はあまりやらなくてもある程度はマスターしている。→マスターしていると考えているのは自分だけ。自分の姿はその場で自分ではなかなか確認できない。第三者であるコーチに聞くいて、助言を求めるか、自分のプレイを動画等に撮影してもらい振り返る。選手は、小学生であっても人に一方的に言われることを嫌う。内心自分は能力が高いと思っている子ほどその傾向は強い。

②優秀なコーチから教われば、うまくなる。→確かに勉強しているコーチ、有資格者コーチの教えてくれることは素晴らしい。しかし、プレイするのは自分なのである。教えてもらうという受け身だけの姿勢で力がつくのであろうか。指導されたことをしっかり振り返り、できているかどうか、試合のどの場面で使えるかなど考えながら練習する必要がある。また、練習の後半にあるだろう実践練習でチェックしてみる必要がある。ただし、1対1から始まるバスケットボール競技は、1対1の相手が自分の実力より下の場合は、プレイが熟達していなくてもうまくいくが、同等かそれ以上の場合は違うことを意識しなければならない。上を目指せば目指すほど成功経験が少なくなるので、うまくいかなかったときに落ち込まないような考え方もスキルしておく必要がある。