保存版 子どもたちの輝く未来のために

練馬区の青少年育成活動方針を手に入れた。

練馬区青少年問題協議会が作成したものだが書かれている内容についてコメントしてみようと思う。

活動方針の目標は、次の4点である。

1 心のかよう明るい家庭づくりを進めよう。…家庭教育は教育の原点である。家族がともに過ごす時間や、日々の会話の中で、子どもは人と触れ合う楽しさや正しい規範意識を育んでいきます。

2 青少年の社会参加の機会を増やそう。…子どもは、体験から多くのことを学びとります。地域でのさまざまな経験を通して、社会参加の意識が養われます。

3 健全で安全な社会環境づくりを進めましょう。…子どもの成長にとって、地域の環境はとても大切です。地域の皆さんが声を掛け合い、安全な環境を目指しましょう。

4 家庭・学校・地域・関係機関の連携を深めよう。…子どもは、学校教育を受けながら、家庭や地域の中で成長します。家庭・学校・地域・関係機関が一体となって子どもを見守ることが大切です。

このチラシではこの4つの目標に対して家庭でのチェック項目を設定している。働きかけとしてはバランスはいいが、今の時代、保護者の考え方にあっているのだろうか?このことをきっかけに変容するとは考えにくい。

1についてだが、教育の原点は家庭教育であることを述べているが、日本の場合、政策的に核家族化を進めてきた経緯がある。私は、昔の日本の大家族が子どもにとっても働く女性にとっても一番良い環境だと思っている。今更戻すことは少ないが、2世帯及び3世帯住宅を推進するなど行政のやるべきことはたくさんあると考える。子どもにとって家庭は一番大事な教育環境である。身近なところにいろいろな個性を持つ大人がいて、普段から接することができることは最高だと思うのだが。核家族化になった今、日々の生活に追われ、自分の家族以外のことに関わる時間も余裕もないことが現実である。是非、2世帯住宅の整備若しくは同居の勧めを推進してほしい。

2については、1が定着すると自然に体験活動が盛んになる。私が前に取り上げた長野県諏訪市での「蓼科保養学園」みたいな機会を提供したい。親と一定期間は慣れて、大自然の中で勉強する機会を意図的に設けることは子どものみならず、退職教職員にとっても第二の仕事場にもなる。大きく逞しく子どもを育てるためには親と一定期間は慣れて生活することもよいことだと思う。体験活動は、ゲームでは味わえない予想不可能なことな定時に起こる。自力で乗り越えていける力をつけることは強いアクティブな子どもを育てる。

3については、まずは地域の行事を増やすことです。地域の活性化の妨げになっているのは、世代交代がうまくいってないからである。高齢者が仕事を抱え込んだり、転居者を地域の中に入れなかったり、マンションやアパートの住民と地域の戸建ての住民とはなかなか一緒に活動できない実態がある。自治体が殆ど機能していない市町村が多くあることも忘れてはいけない。地域の役員の任期を決めたり、輪番制にしても地域の高齢者たちの閉鎖性を解かないことには先には進まない。

4についてはなかなか連携が取れないのが学校の教師である。学校の教師は、仕事を分掌したり他の人に任せることが苦手である。学級担任で長らく経験した者ほど人に頼ることを嫌う。自分で思い通りに活動することが教師の仕事の魅力でもあるからだ。いずれにしても今の教育は一人の力だけでは対応できない。また、専門家のアドバイスを受けなければ解決できない問題も数多くある。もうそろそろ制度の見直しも必要な時期にきていると思う。学級担任を廃止し、学年担任にするなどして常に複数の教師が関わるようなシステムにする必要があると考える。

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