「外来種」問題にひとこと

「外来種」はたくさん日本に生息するが、日本のマスコミは寄ってたかって、海の向こうから来た日本人にとって迷惑な生き物だと決めつける。「外来種」の立場を考えると、自ら意図的に放り込まれた環境の中で必死に生きているに過ぎない。まら、地球温暖化に伴い、生態系の変化が確実に起きている現状を考えたときに一方的なこのような考え方を持つのはいかがなものであろうか。

最近のターゲットは「ヒアリ」である。南米原産の「ヒアリ」を駆除するために近所のドラッグストアではアリを駆除する薬剤が売れているという。メーカーも増産体制をひいている。確かに、子どもが裸足で歩く公園や広場に強い毒性を持つヒアリがいたら大変だが、やみくもに他のアリまで駆除したら、逆にヒアリがより生息しやすい環境を作ることにもなりかねない。

また、「ヒアリ」とは逆のケースもある。アメリカに大発生して農作物を食い荒らしている「コガネムシ」がその一例だ。「ヒアリ」だけが悪いのだろうか。今こそ環境の変化に対し、もっとグローバルに考えなければならないのではないか。今、大切なことは、生き物の危険性についてしっかり学ぶことである。自分たちの住んでいる所は、今までとは違う環境にあることを子どもから大人までが認識することである。

「ヒアリ」の水際対策は必要である。同時に私たちも地球環境の変化を学びつつも自然の中で共存していることも理解する必要がある。暑い夏である。昔とは違う気候である。今までの常識が通用しない時代を迎えている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする